アロカシアを芋から復活させた話
おはようございます、カイルです。今回は葉が枯れて芋だけになったアロカシアを復活させた話です。
この記事で知識だけさらっと摂取していって下さい(^-^)!
お急ぎの方は3.復活の方法へどうぞ。
【目次】
1.アロカシアの紹介
2.アロカシアは死んだのか
3.復活の方法
4.結果とまとめ
1.アロカシアの紹介
アロカシアはサトイモ科に属する、熱帯を中心に広く分布する植物です。
葉が特徴的な種類も多い観賞用の食べられない芋です。
ホームセンターに行けばたいてい一鉢はある定番種です。数年前に見たアロカシアブラックステムに心を射抜かれて、最近ようやく購入しましたがここでも他の植物群と同様に沼ってしまいました。
他にアグラオネマとかたくさんあるのに笑。
今回は葉っぱが照りのある赤銅色のアロカシアアズラニーのお話です。ブラックステムはただの茎の黒いサトイモやんとか、アズラニーは何がいいのか分からんとか家族に言われて寂しいですが、それに反比例するように鉢の数をどんどん増やしているので私は楽しいです。
2.アロカシアは死んだのか
しわしわの芋の写真です。夏の猛暑と水やりのミスで芋だけになってしまいました。
画像を見ると枯れた感じだけど先端の芽が生きているような気もしますよね……。(目新しい発見のように言っていますが、もしかして芋からの復活はアロイド界隈では普通なのでしょうか……。)
そこで屋外にてビニールポットに入れてみましたが動きはなし。なのでこの子は心残りはありつつも処分しました。この次以降の写真は再度購入した別の芋での試みです。
3.復活の方法
芋状態になったアロカシアを復活させる方法は「湿度の高い環境で育てる」です。アロイド沼歴の長い諸先輩方にしてみれば何をいまさらという感じかもしれませんが、私は高湿度が推奨されるアグラオネマを全て普通に育てることができていたので、湿度の重要性を軽視していたのです。まあその小さい誇りも実際に高湿度で仕上がったアグラオネマを見たら我に返るわけですが。
ただポットに入れて管理するだけでは確率の問題でうまくいかないことが多いです。そもそも根がほぼない状態ですので、やはり水やりでの管理より保湿管理がアロカシアにとっては好適なのだと思われます。
専用のガラス水槽や容器がない方には100均の密閉できるプラ容器がオススメです。上から光を当てたいのでなるべく透明度が高いものを選ぶようにして下さいね。
一度目は枯れて処分しましたが、諦められない私はまたアズラニーを購入してしまいました。
他のアロカシアと共に大切に育てていましたが、成長が遅かったアズラニーは台風に鉢を飛ばされて弱り、それから葉の元気が無くなってきてまた芋だけになってしまいました。
その時は再びかわいそうな芋になってしまった姿をまた写真に収める気力がなかったので写真はないのですが、ふと水草を水上で育てているプラ容器が目に付いたので、その湿度満載の土の中におもむろにねじ込んでみたのです。
4.結果とまとめ
↑●高湿度の容器の中に芋をさしてから10日目。かなり白い頂点の部分が大きくなっている
↑●前回からさらに16日後の様子。葉っぱが展開してきた。その生命力に感動した
↑●前回よりさらに9日後。ついに葉っぱが展開した。ポットに植え替えて別のプラ容器でさらに観察。現在は容器の外に出して室内で管理している
いかがだったでしょうか。結局今回は芋を容器にセットしてから一か月ほどで葉っぱが展開しました。季節は秋だったので冬だともう少し時間を要するかもしれませんが、暖房のきいた家の中であればそれほどの差は出ないと思います。皆さんもアロカシアが芋になった時には、自分を恥じることなく捨てる前に湿度満載の容器に入れてまたきれいな姿を見られるように手をかけていって下さいね!
それではまた!